人が定着する会社には、
給与や条件だけではない理由があると思います。
運送会社には、「ドライバー」「管理職」「事務」など、専門性や仕事の性質が
異なる職種が存在します。
ドライバーは「運転」という明確な専門性を持つため、中途採用や即戦力、
歩合給などを中心とした比較的「ジョブ型」に近い働き方が適しているとされ、
管理職や事務職は、会社全体の仕事の流れや人間関係を理解しながら、
徐々に役割を広げていく「メンバーシップ型」の方が適していると考えられてきました。
しかし、現在はこのような職種による単純な区分だけでは捉えにくなってきている
ような気がします。
ドライバーも、「賃金」だけではなく、勤務時間、休日、仕事の内容、人間関係、
会社の風土、自分に向いている仕事かどうかなどを考えながら、働く会社や仕事を
選ぶようになって、「自分はどのように働きたいのか」という本人の意向を組織側が
理解する必要が増えてきています。
その一つの行動としてのコミュニケーション
安心して相談できること誰かがいること。
一人で問題を抱え込みすぎないこと。
ちゃんと見てもらえていると感じられること。
特別なことではなく、
一つ一つできることを積み重ねて
「採用→配置→教育→権限→評価→報酬→キャリア」
という一連の仕組みを通して、会社と個人の関係を継続的に調整していくことが、
働きやすさにつながっていくのではないでしょうか。