最近、運送業界の足元が少しザワついています。
背景にあるのは中東情勢、とくにホルムズ海峡をめぐる緊張です。ここは世界の原油輸送の大動脈。
ちょっとした不安定さでも、原油価格が読みにくくなり、燃料コストに直結します。
実際、現場では影響が出始めています。運送会社によっては、自家用のインタンク(自社で燃料を保管する設備)
への出荷が制限される動きもあり、「いつも通り給油できる前提」が崩れるおそれもあります。
未だ経験したことのない新しい問題がどんどん出てきています。
さらに気になるのが、OPECの一角だったアラブ首長国連邦が5月に脱退を決めたこと。
供給のコントロールがどう変わるのか、市場はまだ様子見ですね。
日本にとって、原油の主要輸入元であるUAEとサウジが袂を分かつことになるのも不安です。
こうした動きは一見遠い話に見えて、実は日々の配送や価格にじわっと効いてきます。
だからこそこれから、運送会社が求められるのは「不確実な状況でも安定して動けるか?」
という視点も大事になってくるのだと思います。